助けられてばかりで心苦しく感じる方は「恩送り」でいきましょう。

今日の河北春秋の記事から。
リンクだとすぐ読めなくなるので、全文を引用させて頂きます。
いまは、無理でも、助けられた分を、地域や周りの人に返していく、それが絆の輪になる。そういうお話です。

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日本中、世界中の人に感謝いたします

前の記事でぐちっぽい話ばかり書いてしましたが、もうひとつ、改めて記しておきたいと思います。
2011年3月11日の震災から今日に至るまで、日本国内及び、世界中の方から有形・無形のご支援をいただきました。
また、自衛隊、警察、消防、ガス会社、その他、職業的に救援、復旧活動に当たられている方々にも、感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。
 

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一年、そしてこれから。

3月11日。東日本大震災から一年が過ぎました。
とても早く感じます。
このところ、テレビ、新聞などで特集が組まれ、検証や問題の掘り起こしなども行われています。
表に出てくる事は、時間がかかっても解決の道を探れるはずですが、深く沈んだ問題はやっかいです。
例えば、同じ仮設にいた人が相手の話を聞いていいものかどうか、自分の話をしていいのか悩むという報道がありました。
傍からみると、同じ境遇同士で話をしてみたらどうかと、安易に思うのですが、東北の人はこころ使いが深いのです。自分は違いますが。
人により被害の程度、人的被害、仕事の状態、家の状態などが異なり、ほぼ同じだとしても、受け止め方が同じではありません。それが分るだけに、相手の中に入っていけないのではと思います。テレビタレントのように、ずんずん入り込んではいけないのです。

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宮城県内への震災義援金第3次配分方針公表

宮城県から、赤十字などの募金団体原資の震災義援金の第3次配分が、公式に発表になりました。
既に各種報道の通りですが、県内全ての地域の人的被害の方や、津波浸水地域の大規模半壊以上で、自宅避難の方などに割増し配分があります。また、津波浸水地域では、2次までの配分に加えての追加の配分がされます。
具体的な「津波浸水地域」は、宮城県のHPでは分かりませんので、微妙な地域は、市町村に問い合わせるしかないでしょう。

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各種支援の前提、住宅被害認定「り災証明」申請受付、仙台は明日28日で終了

仙台市では、震災による住宅被害(賃借含む)の程度を、実地調査により、「半壊」「全壊」などと区分認定する「り災証明」の申請受付が、明日12月28日で終了してまいます。
例えば、住宅の補修、再建に対する国の補助の申請自体は、平成25年まででもいいのですが、この「り災証明」がないと、補助が受けられなくなります。
また、赤十字などからの義援金の受取も、来年の3月まで募金は行われていますが、住宅被害を理由で受け取る場合は、この証明が必須です。
さらに、税金や健康保険料の減免、医療費の補助など、様々な公的な経済支援でも、住宅被害を理由に受ける場合は、この証明が必要になります。

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9ヶ月経ちました。いまだ修復しないマンション等も多数。

仙台市中心部のビル街だけなら、ほとんど前に戻ったかのように見えます。しかし、住宅地に行くと、震災から9ヶ月経った今でも、壁面に応急処置のテープだけを張ったマンションなどが、あちこちに。
良く見ると、エアコン用の給排気の穴を空けてある壁面などで、タイルがことごとく落ちています。表面だけでなく、鉄筋まで見えるところもあるのですが、未だに修理の兆しなし。100戸を超えるようなマンションだと、業者の選定などで、もめるのでしょうか。
とりあえず住めるわけですが、直さないと劣化を早めますよね。穴をあけた壁面は強度も下がるのでしょうか。教訓を、これからの建築に活かしていただきたいです。

仙台市の「り災証明の申請受付」12月28日で終了

震災の義援金や国・市の支援金、応急対策など、各種の支援を受ける大前提となる、建物被害の「り災証明」ですが、仙台市では年内12月28日(水)を以って受付終了となります。
http://www.city.sendai.jp/report/2011/1200785_1413.html
り災証明を入手しておけば、年明け以後も続行される各種支援策を受けられますが、出さないでいると、後から支援を受けようと思っても、受付られません。
震災で大きな建物被害があって、支援を希望する方(アパートなど賃貸住宅の居住者含)は、忘れずに申請された方がいいでしょう。尚、支援策の中には、対策自体が3月で終了するものもあります。